ありがとう経営

2007年12月27日 社長通信136

1.はじめに
 心配していました雪も、里には未だ舞うこともなく、年の瀬を迎えています。皆さんには、冷え込みが増す中、残業や休日出勤に協力していただき、誠にありがとうございます。特に年末から新年1月にかけては、2x4住宅パネルのお客様のご期待にお応えしていくために、更なるご支援をお願い致します。
 さて私は、出張や旅先での早朝マラソンがその街や自然を知る楽しみやリフレッシュになっています。先日も大阪での研修中、2人の男子小学生との朝の出逢いは、とても感動しました。ランニング中「おはよう」の声かけに、「おはようございます、頑張って下さい」と気持ちよく言葉を返してくれました。「ありがとう、君たちもね。」挨拶のキャッチボールは、快適で幸せな1日を約束してくれます。

2.業績状況について
 12月の業績は、営業の受注拡販の奏効と製造の生産性向上がマッチングしたために、前月から好転してきました。今期前半6ヶ月の業績は、建築業界が改正建築基準法の影響で、夏以降大きく落ち込んでいた中で、当社では、ほぼ目標を達成することができました。これも皆さんや取引業者、関係者の皆さん方のお陰です。しかし私の目標達成に対するこだわりに欠けていたことや、社内の適切な情報提供や指示不足は、反省するところです。来春以降、原油や諸資材の値上がりの中、益々受注競争が激化することを前提に、各部署の週次・月次の目標進捗管理は、報告・連絡・相談・確認作業を通して徹底してやって参ります。そして今期の品質目標を達成していきましょう。

3.「ありがとう経営」のすすめ
 毎朝「お客様に喜ばれ地域社会に役立つ企業を目指します」と唱和していますが、お客様に「ありがとう」と言われることほど嬉しいことはありません。お客様に「満足」や「便利さ」、「感動」といった価値を提供すると、お客様は「ありがとう」と言って下さいます。お客様に喜んでいただけることで、私たちも嬉しくなります。「ありがとう」の言葉は、誰にとっても最高の喜びです。
 「ありがとう」を10回言われる職場と、1000回言われる職場では、働き甲斐、遣り甲斐、生き甲斐に大きな違いが出来ます。
 お客様から「ありがとう」と言われ、お客様にも「ありがとうございます」と感謝し、ともに働く仲間にも「ありがとう」と言い合える、「ありがとう」の溢れる「ありがとう経営」を全社運動で進めていきたいと思います。その為にも、良い習慣をつくる13のとくもく徳目、即ち「挨拶・笑顔・言葉遣い・親切・約束・責任・前向きさ・尊重・努力・誠実・自律・健康・感謝」を職場で実践していきましょう。
 この度、営業部構造図作成Gの木原さんが見事1級建築士に合格され、大変嬉しく思います。今後の活躍を大いに期待しています。
 では、皆さん希望溢れる新年をお迎え下さい。1年間ありがとうございました。 高橋文夫拝