思考の三原則:長期的・多面的・根本的に考える

2014年3月27日 社長通信211

1.はじめに
 春分の日を境に、ようやく陽春の日差しが増してまいりました。季節は、卒業式から入学式へ、紅・白梅から桜花へと確実に移り、心も浮き浮きしてきます。しかし油断大敵、寒の戻りもあるこの季節替わりには、十分に健康管理に努めましょう。

2.仮事務所の業務について
 さてこの17日から仮事務所での業務がスタートしました。今回の移転に際しての作業テーブル、棚等の製作、据付を始め種々の準備や清掃、引越し作業等皆さんのご協力に心から感謝致します。当初事務所の電気容量が不足し心配しましたが、容量アップ工事も済み、新社屋が竣工するまでの約5ヶ月間、皆さんやお客様・お取引様にはご不便をお掛け致しますが、自分たちの職場環境をともに改善してまいりましょう。
 また4月から消費税が5%から8%に変更になる時期に合わせて、新生産・販売管理システムの導入や、WINDOWS XPサポート終了に伴う7へのバージョンアップなど、円滑に業務が移行できるよう総務部の皆さんを中心に努力していただいています。

3.新社屋建設について
 いよいよ4月上旬には、旧事務所と副資材倉庫、便所の解体工事に取り掛かります。工事中は、事故のないよう皆さんも安全管理に努めてください。そして4月下旬に工事の無事を祈願する地鎮祭を行い、確認申請の認可をもって、地盤改良及び基礎工事に着手していきます。従って約4ヶ月の工期で8月末には竣工の予定です。なお既設の3棟のテント倉庫は、工場の緑地化や行政指導により撤去し、新たにデバンピット西側に資材・製品倉庫を新設します。このように春の訪れととともに新社屋と関連施設の建設が動き出します。皆さんのご協力ご支援をよろしくお願い致します。

4.思考の三原則について
 昨年の7月の社長通信で安岡正篤氏の健康の三原則をお伝えしました。即ち「喜ぶ心を持つ、感謝の念を持つ、陰徳を積む」ですが、実践していますか?
 今月は、「理念と経営」3月号にも掲載されている同じく安岡氏の説く思考の三原則をご理解ください。即ち、①目先に囚われないで出来るだけ長い目で見ること、②一面に囚われないで多面的、全面的に見ること、③枝葉末節に囚われないで根本的、本質的に見ること、です。今後困難な問題や課題があれば、目先だけで見たり、一面的に考えたり、枝葉末節からだけで見ないで、長期的、多面的、根本的に考え行動して、問題を解決し、課題を克服していきたいものです。ありがとうございました。高橋文夫拝