夢は、人生を変える力

2004年12月27日 社長通信100

1.はじめに
 暖冬の師走もクリスマス寒波の襲来で、伊吹山も冠雪し、急に寒くなりました。私自身、目覚ましで苦手な冷え込んだ朝を何とか起き上がり、暗闇の中、琵琶湖岸を南浜までの10k、約50分の思索マラソンを続けられるようになりました。『継続は力なり』を実感し、何か眼に見えない自信が、少しずつ身についてきたような気がします。 さて、今年は、『挨拶日本一を目指そう』のスローガンでスタートしましたが、思いもよらない1月12日早朝の工場火災(放火)に始まり、度重なる台風や猛暑、新潟中越地震の災害の中、防災設備の充実、事務所増改築、ISO9001の3年更新、役割賃金制度の導入等を実施してきました。また、アテネオリンピックでの日本選手の活躍に勇気付けられ、業績低迷を何とか全社員さんの協力のもと、乗り切ろうとしているところです。とにかく、より一層皆さんと意思疎通を図るあらゆる機会を積極的に作って、念いは一つ、『お客様や社員さんに認められ、必要とされる私たちや会社を創りあげ、幸せを実現していく』を全員で目指していきたいと考えます。

2.夢は人生を変える力
  今年最後の社長通信も節目の100号になり、現在まで読んで頂いております社員さんやご家族の皆さんに心より感謝申し上げます。また、新年からは、シガウッドのホームページ上で、社内外の皆さんにこの社長通信を通しても、会社の状況や種々の情報、私の日頃考えていることなどをお伝えして、常に元気の出る情報発信を心掛けていきます。 さて、私の活力源は、『出会いとマラソン』ですが、今年も、私の人生を変えた、また影響を受けた素晴らしい人やものや事柄との出会いが数え切れないほどありました。その中でも、昨年5月、世界最高齢の70歳でエベレスト登頂という快挙を成し遂げられた三浦雄一郎さんの次の言葉が心に残っています。『いつもプラス思考で、絶対にあきらめないことが、成功した要因だと思います。あきらめるのは最後でいい。それまでは楽天的に考えトコトン粘ってみる。』『親父(雄三さん)も百歳でまだ元気で、今年もロッキー山脈を滑ってきました。とんでもない目標を掲げて、無理を承知の上で夢中になっている。これがいろいろな可能性を引き出している。即ち夢、目標が人生を変えていくのです。』 さあ、2005年を私たちの手で光輝く希望の1年にしていきましょう。

 感謝!高橋拝