仕事のデッドライン化

2008年4月25日 社長通信140 
1.はじめに
 一葉いちよう、紅華こうか、松月しょうげつ、鬱金うこん、御衣黄ぎょいこう、花笠はながさ、関山かんざん、楊貴妃ようきひ、福禄寿ふくろじゅ、千里香せんりこう、御車返しみくるまがえし、手弱女たおやめ、駿河台匂するがだいにおい、普賢象ふげんぞう、思川おもいがわそして八重紅枝垂やえべにしだれ。なんの名前か、もうおわかりでしょう。春の日差しが増す中、これから5月の連休にかけて、八重桜、別名里桜とも牡丹桜とも言われていますが、彦根・平田川沿いに120本植樹され、見事に咲き誇っています。一本毎に情緒のある名札が付けられており、早朝ジョギングの新しい発見は楽しみの1コマです。

2.メタボリック症候群特定検診制度
 さてこの4月よりスタートしました特定検診制度(糖尿病等の生活習慣病に関する健康診査)では、メタボリック症候群の概念を応用して糖尿病対策を行うことを目指して、40歳から74歳までの中高年保険加入者を対象に特定検診の実施が義務付けされ、メタボの該当者、または予備軍と判定された人は、栄養指導や運動指導を含めた特定保健指導を受けることになりました。また、5年後にこの成果を判定して、結果が不良な健康保険者には財政的なペナルティを課することによって、実行度合いを促すものです。
 この特定検診は、医療費抑制を目的として新設され、企業と社員(被保険者、被扶養者)が協力し、ある一定期間にメタボ対象者および予備軍を減少させることを目指しています。詳しくは、今後の定期健康診断等でお伝えしていきますが、今からBMI判定(体重kg/身長2乗m2)で25未満、腹囲は男性85cm、女性90cm未満を目標に、自助努力で健康管理に努めて参りましょう。

3.目標設定について
今日は仕事において何故目標が必要なのか、確認してみたいと思います。①意欲、やる気が沸く。②組織や個人の行き先が明確になる。③目標と現状の差異が明確になる。④目標達成のための行動計画が立てられる。⑤時間効率が上がる。⑤充実感、達成感を得る。⑥目標達成度で客観的に評価できる。⑦自己成長する。⑨お客様満足につながる等が考えられます。
先日元大阪の中学教諭・陸上競技部監督で日本一13回の常勝チームを育てた原田隆史さんから、目標設定とその達成意識の強さ、即ち意志の力と愛の力を育んでいくことの大切さを学びました。また、目標達成のベースにあるものは、家族や周りの人に対する感謝の心とその毎日の具体的な実践にあるのです。
また19年間連続増収増益達成のトリンプインターナショナル・ジャパンの元吉越浩一郎社長から学んだことは、仕事のデッドライン化(期日を決めて、必ず守る)、即断即決の仕組みづくり、そして「成功するまでやれば、必ず成功する」の言葉です。今期も後2ヶ月、悔いのない次期につながる充実した時間を皆さんと共有したいものです。
ありがとうございました。 高橋文夫拝