大人が変われば子どもが変わる、子どもが変われば未来が変わる

2008年8月27日 社長通信144

1.はじめに
 お元気様です。8月もお盆を過ぎ、朝晩涼風が吹き始めて過ごし易くなってきました。興奮と感動の北京オリンピックも24日閉幕して、皆さんも多くの元気と勇気を得られたのではないかと思います。
私は、酷暑の中、オリンピックの最後を飾る男子マラソンが特に印象に残りました。日本に馴染みの深いケニアのワンジル選手が2時間6分32秒の五輪新で金メダルを取ったことも感動しましたが、最終ランナー・日本の佐藤選手が76番目のゴールをきったことに深い感銘を受けました。レースまでの調整の失敗、そして実力の差をしっかり受け止めて、次に繋がるレースにするために、最後まで決して諦めないで42.195kmを走り抜きました。私たちも目標に向けてやり抜く忍耐力を身に付け、失敗やクレームを改善改革に繋げていきたいものです。

2.今後の方針について
 依然として不動産・建築業界は厳しい経営環境が続いていますが、現在全社あげて取り組んでいます改善提案活動を通して、自社のきめ細かい営業力と高生産管理システム力に更に磨きをかけて、お客様満足の実現を推進していきます。
 また、11月末導入予定の「3次元マルチカットソー」は、現在の2x4住宅の床材や屋根材の墨付け作業と3次元カット作業をCAD/CAM対応することにより、加工精度を大幅に改善し省力化によるローコスト生産システムが更に強化できるものと確信しています。

3.大人が変われば子どもが変わる。子どもが変われば未来が変わる。
 元気朝礼で有名な居酒屋チェーン代表の大嶋啓介さんは、名古屋のある居酒屋チェーンの店長時代、従業員との人間関係に悩み、退社を条件に日創研の可能思考研修を体験して大きく人生が変わり、成功への道を歩むことになりました。将来の可能性を信じて、成功するまでやり続けるの大切さに気づいたわけです。そしてお店のスタッフは、自信ともに輝き始め、店も超繁盛店に成長してきました。
今や、大嶋さんの使命は、周りに夢を、元気を与えられるリーダーを1人でも多く育てていくことです。
しかし、1年前息子から「パパのようになりたくない。何故ならいつも疲れているから」と言われて、大変ショックを受けました。そして、ある研修講師から、最近子どもがいじめにあったり、不登校になったり、また夢を持たなくなった理由は、親がよく子どもの前で疲れた姿や言葉を使うからだと教えられました。その後大嶋さんは家庭でも疲れた表情を見せずに、息子さんに明るく元気に関わり続けた結果、誕生日に「最近のパパかっこいい」という嬉しいメッセージをもらったということです。
 家庭や会社において、親や社長、上司の責任として、子どもや社員さんの可能性を信じて明るく元気で前向きに着実に歩んでいきましょう。
ありがとうございました。高橋文夫拝