知仁勇

2016年3月25日 社長通信235

1.はじめに
 春分を過ぎ、桜の開花の便りもあちこちから聞こえるようになり、湖国長浜も来月の曳山祭りに向けて風光る季節の到来です。
 また皆さんのお子さんの新入園や新入学の届け出を拝見し、心からのお祝いとこれからの健やかな成長をご祈念申し上げます。

2.東大・つくば建築研究所の見学
 先日金子建築工業㈱金子社長の案内で、東大と建研の見学ツアーに参加してきました。
 金子社長の東大大学院の指導教官・安藤直人名誉教授の直々のご講演とご説明をいただき感激しました。また東大本郷キャンパスでは、農学部構内でしか木造建築が建っていないことを知りました。即ち農学部正門(農正門)は総檜造りで、一条工務店さん寄贈の一条ホールを有する弥生講堂や隣接する今回講義のあった弥生講堂アネックスは、素敵な木造建築です。なおRCは、耐用年数約60年と言われており、木造は、7世紀に建築された法隆寺等仏教寺院に見られるように、手入れさえすればはるかに長いのです。
 またつくば市の建築研究所では坂本雄三理事長の案内で、今月竣工したばかりの我が国初の木造(2X4)6階建て実大実験棟と今まさに建築中のCLT(直交積層大判木質パネル)実験棟等を見学しました。今後日本は、国産材活用の木造建築物の普及が一段と進んでいくことを実感しました。                

3.ZEH(ネットゼロエネルギーハウス)
 「自分でつくった電気で、昼も夜も暮らせる住まいをこれから当たり前に。」これは、18日の朝刊のセキスイハイムさんの1面広告です。説明文には、「太陽光などの活用(創エネ)や断熱性の向上など(省エネ)によって、【使った電力】-【作った電力】がゼロ以下になるZEH。低炭素・循環型のエネルギー社会を築いていくために、政府も2020年までに標準的な新築住宅での実現を推進するなど、注目を集めています。」
 我が誇るべく新社屋もほぼZEH建築物です。因みに2015年1年間の使用電力は、30342kwh(91万円)で、太陽光パネルの創出電力は29051kwh(113万円)で、収支は約22万円のプラスです。今後自信を持ってZEHの2x4工法建築物の新規事業を推進していきたいものです。

4.今月の論語の言葉
子曰わく、知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず。(子罕第九)
【知者は、物事の道理をわきまえているので迷わない。仁者は、私欲を捨てて天理のままに生きようとするので心に悩みがない。勇者は、意志が強いので何事をも恐れない。】
ありがとうございました。高橋文夫拝