労災ゼロ500日の達成

2017年8月25日 社長通信252

1.はじめに
 今月5日に開催しました第6回シガウッド祭りも、400名を超える地域や皆さんのご家族に楽しんでいただき、東森実行委員長はじめ委員さんや全従業員の皆さん、また毎年支援していただいています皆様に心から深謝申し上げます。
 今回参加者の皆さんからいただきましたアンケートの貴重なご意見も参考に、祭りの振り返りを確実に実施して、次回以降に活かしていくとともに、これからも地域の皆さんや従業員のご家族に喜んでいただける社会貢献活動をして参ります。どうぞ皆さんのご協力をお願い申し上げます。

2. 労災ゼロ500日の達成
 念願の労災ゼロ500日が、盆休明け初日17日の無事をもって達成されました。長年に亘って谷口安全衛生委員長を中心に安全衛生管理に日々取り組んでおり、また安全を含めた全社改善活動の成果であると嬉しく思いますとともに、皆さんの努力と協力に心から感謝致します。これからも安全最優先を全員の胸に刻んで、来年末の2018年12月30日には、次なる目標の1000日労災ゼロを必達していきましょう。
 ところで目標達成の翌日18日には、定例の安全パトロールに参加しました。今回のパトロール隊の代表で生産管理課の多和田さんに全体朝礼で報告していただきましたが、安全保護メガネや耳栓の未着用等が一部あったことは残念です。自分の身は自分で守る、怪我をして周りの仲間に迷惑を掛けないという決意が必要です。また安全作業に関して決められたルールは、1人の例外もなく全員がどんな時でも守り続けるという強い安全意識を持ち、ルールを守らなければ仕事に就くことはできないという不文律を改めて確認したいと思います。労災事故が起こってから後悔しても遅いのです。くどいようですが、痛い目に合う前に身を正して、一人一人が危険リスクを回避していきましょう。

3. 仕事も家庭も諦めるな
 毎週開催しています経営会議で、尊敬する経営者のお一人である佐々木常夫氏の著書「決定版上司の心得」を輪読しています。
 ここで、第2章仕事とは何か ⑤「仕事も家庭も諦めるな」を紹介します。
 『家庭を犠牲にしてまで、会社のために働いている人がいる。会社での仕事はそこそこにして、家庭や趣味を大切にしている人もいる。どちらを優先するかは個人の生き方だから、第三者がとやかく言うことではない。しかし、一番幸せな生き方は、会社も私生活も充実している人のそれであろう。……仕事と家庭、どちらも大切にするべきものである。…私の父親は私が6歳の時に亡くなった、以来、母親は朝から晩まで働きづめで、子どもたちと触れ合う時間などほとんどなかった。けれども私たち4人兄弟は、皆それなりに育った。…親がどんな覚悟で働き、家族をどれほど愛しているか子どもたちがそれぞれ感じていたからだ。大切なのはたとえ時間は短くとも、一緒にいるときに目の前の家族に心を寄せられているかどうかである。仕事一筋に見える人間でも、家族のことをきちんと心の中心に置き大事に思っている人はいる。…』
 私たちも仕事と家庭や私生活を両立して充実した人生を送っていきたいものです。 感謝! 高橋文夫拝 忠恕