安全で快適な職場づくり

2017年9月27日 社長通信253

1.はじめに
 季節も確実に進み、昼間の短縮と共に朝晩は急に涼しくなり、また静けさの中の虫の声が心地よく響いてくるようになりました。
今年も3カ月余りになりましたが、21期上半期の昨年同時期と比較して、売上高予測は約30%増となっています。ベトナム実習生や派遣請負の皆さんへの実地教育と皆さんの努力や積極的な支援活動の成果が徐々に現れて、今期当初からみると生産性は約20%アップになっています。これから繁忙期に向けて、より一層全社一丸となって、全体最適でムダの徹底排除を実践していきましょう。

2. 全国労働衛生週間
 谷口安全衛生委員長から既にご報告の通り来月1日から7日まで、第68回全国労働衛生週間が実施されます。今年度は、「働き方改革で見直そう みんなが輝く 健康職場」をスローガンとして、事業場における労働衛生意識の高揚を図るとともに、自主的な労働衛生管理活動の一層の促進を図るものです。
 我が社の取組みとして、今年度も昨年に引き続き、今月第2回ストレスチェックを総務部で準備し、産業医の佐野クリニックの佐野先生に実施していただきます。高ストレス者即ち一定水準以上のストレス値となった人は、佐野先生から面談を受診するよう案内が届きますので、あくまで受診は個人の自由ですが、是非受診していただき、皆さんお一人お一人が安心して楽しく働ける職場づくりを目指していきます。
 また安全衛生活動として、毎月中旬と月末開催の工場安全衛生パトロールと安全衛生委員会および毎月1回開催の建築現場の安全と品質パトロールは、今後も総務部や生産管理課、営業課、そしてベトナム技能実習生等全部門の皆さんの参加で開催していきます。
 さらに毎週水曜日の午後一番に工場全従業員参加の安全実地教育を開催しています。丁度今月13日の安全教育に参加しましたが、技能実習生のカオさんの司会進行で釘打ち安全作業のデモンストレーションを行い、同僚のガーさんなど多くの従業員さんが真剣にメモをとり参加していました。こうした日々の地道な安全教育活動がゼロ災職場の継続につながっていきます。
 なお、来月12日に大津市びわ湖ホールで、第54回全国林材業労働災害防止大会が開催されます。滋賀県の林業・木材製造業に従事する約200名を含めて全国から600名を超える方が参加されます。そしてこの大会で労働安全活動の事例紹介で、当社が代表して「安全で快適な職場づくり」のテーマで、中村修三さんが発表します。前身の協業組合時代の1993年、94年に発生した重大労災事故を契機に、いかにして経営者が筆頭に全社一丸となって安全衛生に取り組んできたかをプレゼンします。また全体安全教育で発表してもらい、ともに勉強しましょう。

3.9月14日 第22回柿内先生KZ法勉強会開催
 今回の気付き、学びを共有しましょう。
① 営業・建方施工・品証等を含めた全部署参加がベストである。
② 安全を前提に最高品質と生産性向上で業績アップする。
③ 改善力を磨き迅速な実行力で時代の変化を先取りする。
④ 市場ニーズを発掘し営業から設計、生産、物流、建築、資金回収まで総時間の短縮をする。
⑤ 「7つのムダ」を排除し、「動作経済の4原則」を徹底する。    感謝!高橋文夫拝 忠恕