全社改善活動・KZ法

2011年1月27日 社長通信173

1.はじめに
 この20日の大寒から2月4日の立春までが、最も寒い時期ですが、今冬は、年末からの寒波が波状攻撃の如く日本各地に襲来し、 週末以降も大雪になりそうです。先日来積雪時には早朝からの除雪作業や仕事の段取りに心から感謝申し上げます。また北駐車場の不便さを今しばらくご了解ください。

2.「心に残る ありがとう」体験談
 社内勉強会のテキストである月刊誌「理念と経営」で、昨年第3回「心に残るありがとう」体験談の募集があり、全国から5490通の応募で、20編の作品が入賞されました。この19日~21日東京で開催された日創研新春経営者セミナーにおいて、「ありがとう体験談」の公開選考会と贈賞式が執り行われ、1000名の参加者に深い感動を与えました。
数年前より社内で「ありがとう経営」を推進していますが、まだまだ表面的でその浅さを痛感しました。皆さん方も今までの人生や出会いの中で様々なありがとう体験を持っていると思います。「たくさんのありがとうをいただいて、時として気付かない自分がいる。人生のマイナスから、また辛い別れから初めて知る感謝。絶望を希望に変えるチャンス、それはありがとうと感謝する勇気から生まれる。ありがとうの言葉を伝えただけ幸せになれる。」皆さんにお贈りするありがとう体験談集が、今後の人生の糧になれば幸いです。

3.企業経営の使命と責任
 前述のセミナーの中で、法政大学大学院の坂本光司教授は、企業経営とは、5人に対する使命と責任を果たす為の活動と定義づけています。その5人とは、また優先順位は、
①社員とその家族
②協力会社の社員とその家族
③お客様
④地域住民
⑤株主・関係者
です。この順序で5人を幸せにする会社が、結果として継続的に業績向上、成長発展に繋がるのです。改めて私も肝に銘じていきます。

4.全社改善活動・KZ法スタート
 この25日、改善コンサルタンツ㈱の柿内幸夫先生の指導も下、全社改善活動KZ法をスタートしました。床パネル工場を皮切りに現場・現物に基づいて徹底した改善を進めていきますので、皆さんのご協力をお願い致します。
 感謝!高橋文夫拝