六つの精進 3.反省ある毎日を送る

2016年9月27日 社長通信241

1.はじめに
 日増しに昼間の時間が短くなり、今年も残すところ3か月あまりとなってきました。
毎日みんなが明るい元気な挨拶でスタートして、来月1日から7日の全国労働衛生週間のスローガン『健康職場 つくる まもるは みんなが主役』を実践して、健康管理、安全作業、安全運転を心掛けていきましょう。

2.今月の会社見学者について
 3日、建方大工さんや配送・玉掛業務の協力業者の皆さんとパートナー会議を開催し、品質に関する有意義な情報交換や安全教育を実施しました。また5日には、滋賀経済産業協会の中小企業モノづくり部会から13名の会員さん、8日には、日創研・社長塾の同塾生の帯広・ホーム創建の阿部社長他2名の幹部・社員さん、そして10日には、愛知、岐阜県から盛和塾の同塾生である建築、建材、不動産等の会社経営者、幹部がご来社され、会社見学と活発な意見交換をさせていただきました。その際事務所のほか、屋根・床グループでは、全員が揃って明るい元気な挨拶をして、皆さんにとても爽やかで好印象を感じていただいたと思います。
 今月勉強している「理念と経営」9月号の企業事例研究2に掲載の帯広・阿部社長から今回の見学会の礼状をいただきました。
『先日はご丁寧な応対を賜りまして心よりお礼申し上げます。省エネでCO2の排出が少なく、暖かくて快適な事務所、整理整頓が行き届いた快適な空間、近接の方々への配慮や地域貢献、常にカイゼンされている工場と5S活動など本当に勉強になりました。私個人としても、改善活動の継続が大変大きな力になるというここと、見える化が品質の均一化や人財育成のスピードに効果があるということを実感することができました。………』
このようなお言葉を励みにして、皆さんとともに、これからもより一層会社のショールーム化に取り組んでいきます。

3.六つの精進3・反省ある毎日を送る
一日を終えた後、その日を静かに振り返り、反省する習慣を持ちましょう。例えば、その日の行いが、「人に不愉快な思いをさせなかったか」「不親切ではなかったか」「傲慢ではなかったか」「卑怯な振る舞いはなかったか」「利己的な言動はなかったか」と振り返り、人として正しいことを行えたか問いかけてみます。もし自分の行動や発言に反省すべき点があれば、改めなければなりません。
反省のある毎日を送ることは、人格を向上させ、人間性を高めていくことにつながります。日々の反省が、自分の悪い心を抑え、よい心を伸ばしてくれるからです。常に進歩向上できる人は、「反省のある毎日」を送っている人なのです。

4.今月の論語の言葉
 司馬(しば)牛(ぎゅう)、君子を問う。子曰(のたまわ)く、君子は憂(うれ)えず、懼(おそ)れず。曰(いわ)く、憂えず、懼れず、これ之を君子と謂(い)うか。子曰く、内に省(かえり)みて疚(やま)しからざれば、夫(そ)れ何をか憂え、何をか懼れん。(顔淵第十二) 
 「司馬牛が君子について尋ねた。先師が答えられた。『くよくよと心配せず、びくびくと恐れない。』司馬牛は驚いて尋ねた。『心配せず、恐れないくらいで君子と言えるのでしょうか。』先師が答えられた。『自分を省みて、何のやましいところもなければ、一体何を心配し、何を恐れることがあろうか。』  ありがとうございます。 高橋文夫拝