タカブン通信
シガウッドの魅力を高めてお客様に貢献しよう
2024年1月26日 タカブン通信5
令和6年、新年「甲辰」がスタートして早1か月が経とうとしています。この60年に一度巡ってくる甲辰は、上昇し勢いを増しながら、ぐんぐんと成長していく1年になるものと言われています。即ち「成功という芽が着実に成長していき、姿を整えていく」といった縁起のよさを表しています。この昇龍の如く、全社一丸となって、活力漲る未来につながる1年にしてまいりたいと決意を新たにしています。
さて、元日夕刻には最大震度7の能登半島地震が発生し、亡くなられた方が233人、安否不明者が19人(23日現在)で、心からお悔やみ申し上げますとともに、多くの被災されました皆様方にお見舞い申し上げます。早期の復旧・復興を願うばかりです。また翌2日には、羽田空港において、日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機との衝突事故が発生し、海保機の乗員5人の尊い人命が奪われました。しかし日航機の379人の乗客・乗員は、乗員の素早い措置で全員が無事脱出し、けが人14人という奇跡的な状況でした。新年早々のこの衝撃的な報道に心が痛むとともに、何時起こるか分からない災害に、防災訓練を実施して、普段から備えていかなければならないと強く感じました。
今年は暖冬という予報が出ており、比較的暖かい日が続いていましたが、この24日から今冬一番の大寒波が襲来して、大雪になっています。製造部の皆さん全員の除雪作業に感謝いたします。これからも積雪時の屋外作業や通勤、配送、営業活動中の運転には十分気をつけてください。また寒暖の差が大きく、インフルエンザやコロナ感染等も流行っており、お互いに体調管理には努めてまいりましょう。
今期上半期の業績は、例年になく厳しい結果でした。業績アップの基本である売上向上と変動費・固定費削減に、各部門各部署また各勘定科目を改めて分析して、今後の業績向上に引き続き取り組んでまいります。
先日開催されました日創研様の新春経営者セミナーの講師である一橋大学の楠木建教授のお話です。競争社会での経営戦略の原理原則は、「他社のやらないことをやる。他社のできないことをやる。他社が知らないことを知っている。」と説かれています。また新しい時代の社長学では、改めてコア・コンピタンス戦略経営の重要性について学びました。即ち、他社が真似の出来ない卓越した差別化・異質化した製品やサービスが、お客様の利益(ベネフィット)を高い水準に持ち上げることであると定義づけられています。言葉を変えると、自社の魅力がお客様の価値を高めるということです。
改めて私自身もトップ営業としての役目を果たしていきます。そして全員経営で今期確実に利益計上して、来期につなげていきます。お互いが今まで以上に理解し合い、信頼し合って、より一層いい会社を創ってまいりましょう。髙橋文夫拝