今後の方針・アクションプランについて

2024年3月27日   タカブン通信7

 市中の学校では春休みに入り、ソメイヨシノの開花の声もあちらこちらで聞くようになりました。先週から寒の戻りが続いていますが、湖国長浜・彦根の開花ももう間もなくでしょう。また来月6日(土)から15日(月)は、春の全国交通安全運動です。特に10日(水)は交通事故死ゼロを目指す日です。新学期の始まるこの時期、子供たちやお年寄りの交通弱者を守り、自転車、歩行も含めて交通安全に努めてまいりましょう。また今後も県の「前照灯早め点灯運動」に参加し、日没時刻の概ね1時間前の点灯を心掛けていきたいと思います。

 さて今月、2物件の木造建築物を契約させていただきました。1つは、建築主様から当社への引き合いで地元の工務店様をご紹介し当社が木工事を担当するもので、市内木之本町にホール棟約400m2と2階建倉庫棟延床1400m2の建築物です。またもう1つは、守山市の果物の加工場・直売所約500m2を当社が元請会社としてびわこ材の利活用を計画し、4月から9月の工期で建築します。いずれも契約の場に立ち会うことができ、お客様はじめ担当者、関係者の皆様に感謝するとともに、全社一丸となってお客様のご満足とご期待に添うように、そして次につながる仕事に取り組んでまいりたいと思います。
 毎月役員間で「新しい時代の社長学」研修や戦略策定会議、及び諸会議での議論を通して来期以降の経営方針や計画、諸戦略を検討しています。今後の会社方針として、住宅事業に関しては、新設住宅着工数が減少していく中、同業他社との価格競争に陥ることなく、理念を共有できるお客様との関係を強化して、より一層お困り事の解決に貢献して付加価値の高い仕事を提供していきます。またSFP事業やパレット事業については、既存のお客様との良好な関係を継続し、主木材の支給のお客様のプレカット、パネル加工、また建方、造作施工に関しては、お客様のご要望にお応えして、全工程で生産性の向上を図り、業績向上に努めていきます。
 非住宅木造建築物に関しては、脱炭素社会の実現に貢献していく為に、びわこ材はじめ国産材、JAS構造材等を最大活用して、より一層普及拡大に努めて、地域工務店様や保冷技術のある会社様との連携や自社での元請事業化に積極的に取り組んでいきます。
 また今後、全部署における現状の業務の検証と改善、改革をしていくとともに、組織能力が今まで以上に最大限発揮できる体制にしていきます。

 ここで個人面談でのご意見等を踏まえ今後のアクションプラン(案)を記します。
1.工場内の床面の補修工事の実施
2.工場内、建築現場の安全作業管理の徹底、車・フォークリフトの安全通行の確保
3.スキルアップ、資格取得のための支援制度の導入
4.グロースカレッジの全社での活用
5.シガウッド祭り等の再開(地域貢献)
6.年間休日増加の検討
7.あいさつ運動、ありがとう経営の推進

 以上、これらのプランの他懸案事項を皆様とともに誠心誠意取り組んでいきますので、ご理解ご協力をお願い申し上げます。
ありがとうございます。髙橋文夫拝