断熱材

現在、基礎工事が進んでいる社屋建設ですが、すでに断熱材が納入されています。

50mm厚が160枚!
100mm厚が36枚!

決して、納入タイミングを間違えた訳ではありません(^_^;)

…この厚みで、これだけの量を一体何に使うかというと

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そう、基礎外側断熱なのです。

しかも基礎の立上部分(100mm厚)だけでなく、土間部分(50mm厚)も全面に断熱材を敷き詰めます。

ちなみに、100mm断熱材は特注品!
私は初めて見ました。

実は、現在建設している社屋は、2×4工法の特性を活かし、「超」と言っていいぐらい高気密・高断熱仕様で設計しています。

断熱性能を示す『熱損失係数』(建物内部から外部に逃げる熱がどれくらいあるかを表す数字で、小さければ小さいほど断熱性能が高い)は、

1.14W/㎡K !!
(QPEXによる計算)

次世代省エネ基準は、
  長浜市が含まれるⅣ地域で 2.7[W/㎡K]
  北海道などのⅠ地域で    1.6[W/㎡K]
ですので、
次世代省エネ基準の2倍の性能で、北海道並の仕様です。

冬場は、気温が零下を示すことも多い長浜市ですが、今年から冬に凍えることのない快適な職場環境で過ごせそうです(^^)

断熱性能だけでなく、日射利用/遮断や気密性、蓄熱性にも力を入れていますので、施工に合わせて紹介していきたいと思います。

中村