健康作りトレーナー育成

いつもシガウッドスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

さて、暖かくなってきましたのでちょっと体を動かしてみようかな?って気になりませんか?
シガウッドでは従業員の健康を推進するために色々な取り組みをしています。

今回は健康づくりのサポートできる人材を社内で育成するため、羽立工業株式会社様に指導に来ていただきました。
サポート人材は 従業員の中から20代・30代・40代・50代と様々な年齢の方に取り組んで頂きました。

健康経営をしていくには共に働く仲間が心身ともに健康を保持し働き続けることができるようにしていく必要があります。
そこで 従業員の皆さんがやる気、健康意識を一緒になって引っ張っていく人材育成を目的とし、羽立工業株式会社様の福井翔太様に指導して頂きました。

 

 

なんで健康が必要なの?

皆さんは何歳から高齢者と言われるか知っていますか?
じつは、65歳から高齢者と言われます。
今の65歳の方々は元気な方が多いですが、一応65歳からが高齢者と言われます。
2014年時点の 高齢化率は25.9%(4人に1人が高齢者)です。
2055年には、高齢化率が40%になると言われています。(2.5人に一人が高齢者)
いろいろ考えてしまいますね・・

では、令和元年( 2019年 )の高齢化率は何パーセントだと思いますか?
28.4%です。
2021年の高齢化率は何パーセントでしょうか?
29.1%です。
長浜市のR4年の高齢化率は、何パーセントでしょうか?
28.9%です。
ほぼ全国平均です。しかし前年より1%上昇しています。
と、いう事は、高齢者は確実に増えています。
高齢者が増え出生率が低下すると社会の負担が大きくなってきます。

 

要介護が必要になる原因は?

高齢者の方が要介護が必要となってしまう原因は何でしょうか?
半分は病気だと言われています。(脳や心臓など色々な病気)
10%は認知症、残りの40%は、体力の低下と言われています。

 

要介護期間を減らす方法

「平均寿命」と「健康寿命」という言葉があります。
平均寿命とは、人が生まれてから亡くなるまでの平均的な寿命統計です。
平均寿命(2022)が男性 81.47 年、女性87.57年です。
では、健康寿命とはなんでしょうか?
健康寿命は”日常的に心身ともに元気で介護を必要とせず活動出来たときまで”の期間の平均です。
要するに、自分の事が自分でできる期間です。
では、自分の事が自分で出来ない期間はどれだけあると思いますか?

平均寿命 - 健康寿命 =自分の事が自分で出来ない期間となります。

下の表からもわかるように9年~12年介護が必要になってくることがわかります。

<厚生労働省:「第16回健康日本21(第二次)推進専門委員会資料」

要介護期間を減らすためにはどうしたらいいのか?
健康寿命を延ばしていけば「自分の事が自分で出来ない期間」が減っていくはずです

 

自立体力

会社でラジオ体操をしたり、色々なイベントを開催しても従業員一人ひとりの健康意識が変わり、生活習慣が変わらなければ健康にはなりません。

皆の健康意識のやる気スイッチを入れる為にどんな事をしていけばいいのでしょうか?

それは、「自分の現状を知ってもらう事」です。

皆さん毎年健康診断を受けておられると思いますが、健康診断は「病気」の自身の現状を確認するものだと思います。
では、「体力の低下」の現状はどうやって把握するのでしょうか?

体力測定をして自身の「体力の低下」の現状を確認します。
しかし、体力測定 といっても昔学校でしていたようなスポーツテストで無く「自立体力」がどのくらいあるかを調べていきます。

自立体力とは、日常生活の動作に必要な体力がどれくらいあるのか?
歩いたり、段差を跨いだりそういった日常生活で必要な体力がどのくらいあるのかを確認していきます。

・歩行能力
・身体調整能力(バランス能力柔軟性)
・手作業能力(手先の器用さ)
・姿勢変換能力(姿勢を変える力)

この4つを「自立体力」といいます。
自立体力がどのくらいあるかを計るのが「自立体力テスト」です。
4種目を通して体力年齢が何歳か確認していきます。

 

健康作りのサポート人材

体力測定の実施の方法や設営の仕方、準備の仕方、評価の仕方などを実際に設営や準備をしながら教えて頂きました。

測定の場所の形や使う道具は全国で統一して決められています。
基準を統一するために皆さん同じ条件、同じ道具を使って取り組みます。

測定する人数によってどのくらいのスペースが必要か、作る順番は何から作っていくのか、など説明を聞きながら実際に設置してみました。
線の長さや道具を置く位置、説明の仕方などマニュアルを見ながら準備、設営をしてみました。

マニュアルをみながら設営したものを講師に確認して頂いたのですが、完璧にマニュアル通り作ったつもりでも意味をしらないと中途半端になっている所がありました。
机の高さや、靴の使用、間違っている所や間違えやすい所、間違っていると結果にどんな影響が出るかなど細かな所まで指導して頂きました。

設営が出来ると次は説明の仕方、測定の仕方を教えて頂きました。
最初にお手本を三回見せて説明をしていきます。

①お手本を見せる
②悪いお手本を見せる
③全速力のお手本を見せる

ゆっくりとしたお手本を見せてしまうとそんな感じでいいのかと勘違いさせてしまい、皆さんの結果があまり良くない感じになってしまうので最後の全速力は、責任重大です!

実際の測定も3回します。
1回目は練習
2回目、3回目と測定して良い方の結果を記録します。
色々とサポートする事がありますが、一番重要なのが、迷わないように声掛けすることだそうです。

「はい!次右!左!立って!座って!!」
と声掛けしていく事で迷わず取り組めるようです。
(雰囲気作り、コミュニケーション大切です。)
声掛けしながらすると活気が出て楽しそうですよね。

スタートの開始の合図は「よーいはじめ!!」に統一だとか、細かな所まで色々と指導いただきました。

これで、健康作りのサポート人材が誕生しました(笑)

体力測定をして自身の「体力の低下」の現状がわかったら低下している部分を補うトレーニングをしていきたいですね。
・自分の体を支える力をつける筋力トレーニング
・関節や筋肉をスムーズに動かすことが出来るストレッチ
・少しドキドキする心肺持久力を高めるウォーキングや水泳

人間の健康三大要素は、栄養(食事)・休養(睡眠)・運動です。
適度な 栄養(食事)・休養(睡眠)・運動をムリなく日常に取り入れ、共に働く仲間が心身ともに健康を保持し働き続けることができるようサポートして頂きたいと思います。

指導して頂きました 羽立工業株式会社様の福井翔太様ありがとうございました。

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