ナニワ企業様の木造大型無柱倉庫お披露目会に参加してまいりました

いつもシガウッドブログをご覧いただきましてありがとうございます。

シガウッドで構造を施工させていただいた「ナニワ企業様」の大型無柱木造倉庫のお披露目会イベント「SDGs安心・安全な垂井町をみんなで作ろう」にHAGIホーム・プロデュースさんのお手伝いとして一緒に参加させていただきました。
今回のイベントには近くの小学校3年生の皆さんが来てくれました。

SDGsを学ぼう

小学生のみなさんとSDGsについて少し勉強をしました。
元気いっぱいの小学生のみなさんで、『SDGsって知っていますか?』と聞くと、「知ってる〜」「聞いたことあるー!」「テレビで見たことある!」「なんか環境にやさしくするやつでしょ?」と口々に答えてくれて、楽しい雰囲気の中学習することができました。
中には「2030年までに達成する目標でしょ?」と答えてくれる子もいて、みなさんの知識の豊富さに驚きました。
こんなに関心をもって下さりとても嬉しいです。

SDGsとは2030年までに世界中のすべての国や人が協力して達成を目指す「目標」のことです。

では、現在の世界の国の数は、いくつあるでしょう?
日本を含めて196か国あります。

では「人」は、」何人いるでしょう?
この質問にも子供たちが口々に「2億!」「8億!!」「77億ー」と元気に答えてくれました。

世界人口は80億4500万人です。

では、私たちが住んでる『日本』の人口はどのくらいでしょう?
1億2,434万人です。

日本の人口が1億2,434万人で世界の人口は80億4500万人。
これだけの多くの人が協力して達成を目指しています。

では、どんな「目標」があるのか?
小学三年生、優秀ですね「魚をとりすぎない」「世界をきれいにする」「環境にやさしい」一生懸命大きな声で発表してくれました。

SDGsには17の目標があります。

この絵は、子供たちも目にする機会があるようで「見たことある!」「知ってる!」との声が多かったです。

みなさんにクイズ!
SDGsの②飢餓をゼロに から

・食べられるのに捨てられている食材は日本で年間どのくらい?
①この木造倉庫100個分
②この木造倉庫1000個分
③この木造倉庫2000個分

正解は、③この木造倉庫2000個分

世界には食べたくても食べれない人達がいます。
給食など嫌いなものもあるかもだけど、こういったことを学んで、残さず食べようとおもってくれる子が一人でも増えてくれることをそう願っています。

他にもいくつかクイズをしました。
・世界には学校に通うことができないこどもがどのくらいいる?(答え:5人に1人etc..

子供たちは正解すると素直に「いぇーい!!」と歓声をあげていて、学ぶ楽しさを知ってくれていると感じました。

木を切るのに森は豊かになるの?

木造倉庫を建てた事によってSDGsの目標「つくる責任・つかう責任」「陸の豊かさを守ろう」に貢献できます。

え?木を切ってしまうのに陸の豊かさが守られるの?と思われるかもしれません。
木は若いうちは二酸化炭素を多く吸収しますが、 成長するとともに排出量の方が多くなってしまいます。
十分に成長した木は伐採し木材として活用し、 新たに植林し育てることで森林の循環が図られ温室効果ガスの受け皿として 活躍することが出来ます。

伐採した木は木質材料などに加工され、それを使って住宅などに加工されます。
住宅を作るときに出た端材や古くなった家の解体した時に出る木材は、燃やしたりしてエネルギーにしたり、使える廃材はリサイクルしたり、リユースして再度使っていきます。

燃やしてエネルギーに変えた時に出る二酸化炭素は、植林した若い木が太陽エネルギーで光合成するときに吸収してくれます。
こうやって廻っていくことがSDGsの考えです。

使えるものはしっかり使って活用していくことが大切です。

木造倉庫の大きさ

SDGsの勉強のあとは、木造倉庫の見学をしました。
木で作った倉庫の横幅の長さや奥行き、高さなどの予想を発表してもらいました。
小学生にはもの凄くおおきく感じたのか、かなり大きな数字が飛び交っていましたが、実際は横幅が約15M、奥行き約33M、一番高いところで高さ8M50です。

死角と内輪差

ナニワ企業様は、運送会社です。
なのでトラックに潜む危険について体験していただきました。
岐阜日野自動車さんが説明して下さいました。

上記の様な歩行帯があり横は、塀がある状態でトラックが曲がって来た時どこにいるのが危険か子供達に予想してもらいました。

予想した場所に子供に見立てた印を置いて実際にトラックを動かし実験です。

トラックの前輪が子供たちを避けて曲がります。
トラックが左折すると・・
なんと!
トラックの後輪が!

子供に見立てた印に!!
でも、前輪は子供たちを避けたのに何故、後ろのタイヤが当たってしまったのでしょうか?

それは【内輪差】があるからです。
車が曲がったときの前のタイヤの通り道と後ろのタイヤの通り道の差を【内輪差】と言います。
車が曲がると、前のタイヤより後ろのタイヤが内側を通ります。

なので曲がり角などで信号待ちをするときは少し下がって待ちましょう。

トラックの死角についても実際にトラックを置いてどの範囲が運転席やミラーで見えていないのか知っていただきました。

実際に運転席に座ってどこが見えていないか体験していただいたのですが、普段乗ることのない大きなトラックに子供たちのテンションが上がりまくっていました(笑)
体験しながら学ぶって楽しいですね。

廃材ワークショップ

木造倉庫を作るときに出てくる木の端材を使ってメモスタンドを作ってもらいました。
子供たちの発想力がとても凄く、柔軟な発想で木の端材に色々なペイントをして素敵な作品に仕上げてくれました。

ステキにペイントされた作品に木製クリップを付けて完成です。
楽しかったようで「もう一個作りたい!!」という声が聞こえてきました。
楽しんでいただけて良かったです。

今日、学び体験したことで一人でもSDGsや交通安全に関心を持っていただけたら嬉しく思います。
木造の建物作るお仕事かっこいいなー。
やってみたいなと思っていただければ最高です(笑)

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