大型木造建方施工について

いつもシガウッドスタッフブログをご覧いただきましてありがとうございます。
本日は11月24日ということで、いいツーバイフォーの日です。

ツーバイフォーの日
今回は最近増えている「大型木造倉庫」の施工についてご紹介させていただきます。
大体倉庫案件になりますと資材保管にともないスパン(支持壁から支持壁までの間隔)や天井高さが通常住宅に比べて大きくなります。

・スパン15m
・奥行き33m
・天井高さ6m

この案件での施工順序を見ていきましょう。
まずは天井高さ6mに伴い外周耐力壁は現場にてパネル製作していきます。

と同時に屋根部分の支持トラス(LVLトラス)も並行して現場製作します。


注意すべきはレッカー配置計画を考慮して製作場所を決めることです。

敷地と配置条件によって事前計画が必要になります。
壁パネルとトラスが組み付け終えて(加工された部品を取り付ける作業)上棟作業開始です。
トラスは壁部分に一部落とし込み(溝に入れる)になりますので壁パネルを一部建て込み(所定位置に吊り上げておろす)後トラスをセットし次の壁パネルを設置する流れになります。


外部足場と内部はハイワーク(高所作業車)を使用しての作業で進めていきます。
壁パネルとトラスを設置完了後、次は屋根垂木を設置していきます。
安全性を考えて屋根は工場でパネルとし、水下から水上へとパネルを組付け(加工された部品を取り付ける作業)していきます。

屋根パネル設置後は野地合板(屋根材の下地材)を施工していきます。
通常の住宅であれば野地合板は釘打ちのみになりますが、このような案件はボンド併用の上、釘打ちピッチについても細かくなっています。
特殊案件には設計図書が別途ありますので注意することが必要です。

野地施工完了後最終チェックを実施して建方作業完了です。
大型物件になるほど建方計画が重要になってきます。
完成引き渡し後の写真です。

外観は木造か鉄骨造かわからないですが、内部は木造現し(梁の木材をそのまま仕上げとすること)で格好よく仕上がっています。

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