フルハーネス特別教育「今までの安全帯は安全ではない!」

営業の山内です。

「今までの安全帯は安全ではない!」
冒頭講師よりそんな言葉ではじまりました。

6/5に労働安全コンサルタントをお招きし、フルハーネスの特別教育をしていただきました。
弊社安全協力会主催で協力業者様含め44人が受講し、フルハーネス型墜落制止用器具特別教育修了証を受け取りました。(会場では感染症予防対策を行い、定員150名の会場で空間を広くとりました。)

フルハーネスの特別教育もコロナ禍で受講スタイルは小規模で行われていて、2022年1月2日から完全義務化という事もあり、現在受講しようとしてもかなり混みあっているそうです。
その他WEBでの受講も出来るそうなのでご参考までに。

 

さて、受講内容に移ります。「今までの安全帯は安全ではない!」びっくりですね。確かに今までの胴ベルト型の物を使用し、落下した場合集中的に腰回りに負荷がかかり、墜落しないというだけで腹部の圧迫は相当なものです。おおよそ瞬間的に1tの負荷がかかり、宙吊状態になっても1分も持たないそうです。(命が助かるだけで致命的な後遺症がのこります)そして、それを未だ使用しているのは日本だけだそうです。

何が変わるのか、名称が変わります。全て「墜落防止用器具」となり、その中で胴ベルト型・フルハーネス型に分かれます。そしてフルハーネス型を着用する事が原則義務化されます。ただし、ガイドラインでは高さ6.75m以下(建設業では5m以下)の場合は一本つり胴ベルト型を使用できます。それはフルハーネス型だと落下距離が長くなり、地面に到達するからです。

実習は全員がフルハーネス型の墜落防止器具を着用し、簡易的なフックをひっかける所を設け、そこにフックを掛け移動し、またフックを掛け直し移動といった事を行いました、2本つりのフルハーネスでの実習を行ったためか、みなさん移動の際にフックを気にして足元や前方確認が出来ていませんでした。細かなところまで講師から丁寧にご指導いただけました。

おおよそ一日の講義内容で疲れましたが、改めて現場作業を見つめ直せた良い機会となりました。

 

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