単位!

いつもブログの日は何の日か確認している中村です。

9月24日は、なんと!

 「畳の日」

畳の持つ住宅材としての素晴らしさや、敷物としての優れた点をアピールするのが目的だそうです。
いろいろな記念日があるんですね。

畳といえば、同じ1畳でも京間とか江戸間とかいろいろ大きさがいろいろありますが、単位を知ることは大切ですね…。

という訳で、前振りが少々強引でしたが、今回の深掘ブログは前回のインチ・ミリに続き、単位について紹介していきます。

 

建築ではよく、
「尺(しゃく)」、「寸(すん)」、「分(ぶ)」、「間(けん)」、「坪(つぼ)」といった単位を使います。
尺貫法と言われる単位によるものです。
計量法により1959年から取引や証明といった公式な書類では禁止されていますが、取引や証明に当たらない部分で、建築分野では現在も使用が認められています。

それぞれ
 1分≒3.03mm
 1寸=10分≒30.3mm
 1尺=10寸=100分≒303mm
 1間=6尺≒1.82m
という長さの単位です。

定義でいいますと、1尺=1/3.3m となっています。
なので、 1m=3尺3寸 となります。

「坪」は面積の単位で
 1坪=1間×1間=6尺×6尺=6×1/3.3×6×1/3.3≒3.3058㎡ となります。
(1間=1.82mで計算すると異なりますので、ご注意を)

30坪の家 とか「坪」で広さを表すことをお聞きになったことががあるかと思いますが、 30×3.3058≒99.17㎡ の広さの家ということなのです。

また、海外の材料などの長さでは、フィートという単位を使います。
フィートはヤード・ポンド法による長さの単位で「F」または「Ft」と表記します。
 1F=30.48cm  です。

1Fと1尺がほぼ同じ長さで、不思議ですが、どうやら偶然のようです。
 フィートは、「フット」つまり、人の足の大きさに由来しており

 尺は、手を広げた時の親指の先から中指の先までの長さに由来するようです。

(30cmの手って、デカっ!って思いましたが、長さの定義に変遷があり、長くなってきたようです)
しかし、どちらも体をもとに長さを表しているんで、人が考えることって似てくるものなのですね。

さて、先程の尺貫法の単位の組み合わせで、家を建てる寸法の基準が決まってくるのですが、
その説明だけで、2ブログぐらいになりそうで、深掘りというよりもドツボにはまりそうなので、
ここまでにしておきます。
またの機会に。

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